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わーいのまとめ

つぶやきや気になったことを適当にまとめるブログ

星景写真用にMacでRStackerを使えるようにした件

あんまり撮りに行く機会が多いわけではないのですが星景写真にも興味はあって、たまにやってみたくなり富士山や三浦半島の先の方なんかに行ってみたりします。でも特に何か工夫するとかでなく基本は1枚撮りだったんですね。RAWを何枚か撮影して合成する手法自体も知ってたはいたのですが、必要な感じもなかったのであんまり調べたりしたことがありませんでした。今回夏休みに富士の近くに行く用事ができたので、ちょっと試しにやってみようかということで、Macで星景写真合成ができるフリーの環境を探してみました。実はあんまりMacでの環境って日本では話題が少なくてメジャーなツールであるDeepSkyStackerとRstackerはどちらも基本Windows向けです。基本と書いたのは、Macでも動く努力をしてくれる方はいらっしゃって、Macで動かす方法は用意されているから。ということで今回はMacで動作させる方法をまとめました。(比較明合成で有名なStarStaXというフリーソフトがあると把握していたのですが、RAWには未対応なので今回は対象外です)

DeepSkyStacker for Mac

f:id:wainohito:20160807092556p:plain

たぶん一番メジャーなツールであるDeepSkyStackerのMac版アプリ。ドイツで開発されているようで公式リリースではなく、有志による開発+公式チームによる監修?で成立しているプログラムのようです。正式なリリース版はv3.3.4、2014年にリリースされています。MacOSの最新版 El Capitan対応はv3.3.6βで、まだ公式チームのチェックがされていないバージョンのようです。こちらを試してみても良かったのですが、2015年3月からβのままのようなので、とりあえず今回は据置。もうちょっと最近まで開発されているものを探してみます。興味の在る方は以下からダウンロード可能です。

http://starchaser.de/inoffizielles-update-deep-sky-stacker-3-3-6-mac/

RStacker for Mono

www.swetake.com

こちらは国産ソフトでY.Swetakeさんが作成されています。最新版は2016年05月21日更新になっていますので安心感がありますね。RStacker for MacでないのはMac用アプリではなく、.net frameworkで作成されているRStackerを、.net frameworkMacで利用できるようにするMono-Projectで動作させるものになっているからです。Mac.net frameworkを動作させるmonoは以下から入手できます。(2016/08/07時点の最新版は4.4.2.11です)

http://www.mono-project.com/download/

インストールはダウンロードされたpkgファイルをダブルクリックして通常のMac用ソフト同様にインストールを行うことができます。インストールには若干時間がかかりますので気長に待ちましょう。monoはフレームワークなので、アプリケーションフォルダにmono.appというアイコンで出現したりするわけではありません。ターミナルからコマンドラインで利用することになります。

monoがインストールできたら上記のRStackerのページより、RStacker_mono_0_6_2.zipをダウンロードします。zipがダウンロードできたら、展開してフォルダごとアプリケーションフォルダに移動しましょう。f:id:wainohito:20160807094910p:plain

そしてターミナルを開いてコマンドラインで以下のコマンドを入力します。($は行頭を表すので入力不要ですよ)

$ mono /Applications/RStacker_mono_0_6_2/RStacker.exe

初回は少し時間がかかりますのでゆっくり待ちましょう。しばらくするとウインドウが表示されるはずです。 f:id:wainohito:20160807102525p:plain

ここまで来れば後は日本語で...と言いたいところですが、mono環境はデフォルトで日本語フォントが用意されていないので通常以下の設定が必要になります。

$ echo '"Lucida Grande" = "Hiragino Kaku Gothic Pro"' > pango.aliases  
$ sudo cp pango.aliases /Library/Frameworks/Mono.framework/Versions/Current/etc/pango/  

が、この設定をしていてもRStackerでは日本語が表示できないので、おそらくフォントの指定を明示的に修正しないといけないところがあるのだと思います。とりあえず英語でも困る要素はあまりないので、今回はこのまま使うことにします。

Adobe DNG Converter

Rstackerの対応しているRAWファイル形式はCANONのCR2、FujiのRAF、そしてAdobeのDNGとなっているので、PENTAX(PEF)やNIKON(NEF)やSONY(ARW)の人はRAWファイルをDNGファイルへとコンバートする一手間をかけることになります。DNG Converterは普通にMac用で検索しちゃうと8.xまでしかリストされていないページへ誘導されちゃうことが多いので、以下のリンクからLightroomJournalブログを参照して最新版をチェックするようにしましょう。ページ内の「DNG Converter Links: Win | Mac」という行のところからダウンロードに進みます。

http://blogs.adobe.com/lightroomjournal/2016/07/camera-raw-9-6-1-now-available.html

こちらもインストールは普通のMacと同じなので簡単ですね。起動すると以下のような画面が出ますので、こちらで変換したいRAWを指定してDNGフォーマットに変更しましょう。 f:id:wainohito:20160807101558p:plain

ということで

ここまでで、MacでRStackerを使う準備ができました。後は星景写真を撮影に行くだけですね!夏休みが楽しみです!とりあえずお天気がよいことを祈りたいですねヽ(´ー`)ノ


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